ミドリ安全静電シューズの技術
静電気は見えないものですが、人体に静電気を帯びた状態のままで日常動作を行いますと、医用電子機器は誤作動を生じやすいことが報告されています。院内においては、人体の静電気をできるだけ除去する事が"医療現場の安全確保"につながります。
基線の動揺
(モニター・計測器類)
荷電した点滴による
周期的基線変動
ローラーポンプの静電気による
心電図様雑音
静電気放電による
検体検査機器の誤作動
人体に静電気を帯電させ心電計に手を近づけると、静電気の影響を受けて基線の揺れが生じます。
静電気の影響なし
通常の基線
静電気の影響あり
帯電10KVでの実験
人体に帯電した静電気が医用電子機器に誤作動、悪影響を与える事がこの実験でわかります。
静電気対策シューズは人体に帯電した静電気を除去するシューズなので安心して日常作業が行えます。
静電気対策無しの靴と静電気対策シューズを履いた場合の、シーツ交換時の人体の静電気帯電値を測定しました。
人体で静電気を感じる
静電気対策なしの靴の場合
6KV~10KV程度まで帯電されます。
人体で静電気をほぼ感じない
静電気対策シューズの場合
多少の帯電はあるものの、大きな帯電は見られません。※人体では3KVを超えると、静電気を感じます。
静電気対策シューズは人体に帯電した静電気を床面で放電させる事により、人体の静電気帯電を減少させ、静電気による悪影響を解消させます。
ミドリ安全の静電シューズはJIS(JIS T 8103)の定める帯電防止性能基準[1.0×105≦R≦1.0×108Ω]※1を有しております。
※1 測定温度23±2℃の場合
※ 床面の条件によって性能が十分に発揮されない場合があります。
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