道路標識(交通標識)は、事故を未然に防ぐための注意喚起や道路上での指示や案内を表示する標識です。標識は遠くからでもはっきりと短時間に認識できる必要があるので、標識の大きさや設置場所が重要です。
工場内での交通ルールを案内するために「進入禁止」「一方通行」「駐車禁止」「矢印」などの道路標識を表示して安全に作業しましょう。
道路標識には、大きく分けて以下の4種類の本標識があります。
そのほかに、本標識の内容に補足を加える補助標識があり、本標識と補助標識の両方を見て内容を捉える必要があります。
案内標識 | 目的地や通過地の方向や距離、道路上の位置を示しています。 地名や方面を示す案内標識は色が決められており、高速道路に設置する案内標識は緑をベースに作られています。一般道路に設置する案内標識は青をベースに作られています。 |
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警戒標識 | 道路上で警戒すべきことや危険を知らせ、減速や注意深い運転を促します。 注意喚起のために設置する警戒標識も色が決められています。すべての警戒標識の地色は黄色で、文字は黒。標識の形はひし形で、黒い枠線が付いています。 |
規制標識 | 車両や歩行者に対して、禁止や規制・制限などを知らせます。 禁止を示す標識は赤を使用しています。指定を示す標識は青を使用しています。また、歩行者に対する標識は正方形で車両に関する標識は円形で表しています。さらに、一時停止や徐行については、逆三角形を使用しています。 |
指示標識 | 優先道路の指定を行い、通行するうえで必要な指示を行います。 色は青地に白記号です。標識の形は正方形、横断歩道に関するものは五角形です。 |
自動車通行止め二輪の自動車以外の自動車の通行を禁止する。
回転禁止回転を禁止する。
通行止め歩行者、車両及び路面電車の通行を禁止する。
警笛鳴らせ警音器を鳴らさなければならない場所。